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実績紹介 / 02

VestfoldLABの事業再建から成長と売却まで

VestfoldLABは、水と食品のサンプリング、分析、品質管理を行う、認定を受けた化学・微生物検査の受託試験所です。Mattilsynet(ノルウェー食品安全庁)をはじめとする公共機関と民間企業を顧客としています。

経営責任者として、VestfoldLABの事業再建、近代化、大幅な売上成長を主導しました。また、SGSによる買収に至る売却プロセス全体の責任を担いました。

「BentがVestfoldLABの経営を引き継いだのは、当社が上位3社の主要顧客のうち2社を失い、売上高が25~30%減少するという厳しい一年を経験した後でした。同時に、事業の近代化とデジタル化も大きな課題となっていました。Bentは業績を回復させ、売上高を約70%増加させるとともに、事業全体にわたる大幅な近代化を実現しました。また、売却プロセス全体の責任者を務め、最終的にVestfoldLABをスイス有数の上場企業であるSGSへの売却に導きました。」

Torhild Bering Wiik
VestfoldLAB 取締役会議長(2021年3月~2025年1月)

就任時の状況

就任時、同社は主要顧客3社のうち2社を失っていました。売上は25~30%減少し、試験・分析施設と業務の近代化・デジタル化が必要な状況でした。

私の役割は、事業を安定させ、売上を回復させ、今後の成長に向けた基盤を強化することでした。

取り組んだこと

事業運営、財務、人材、営業・事業開発の責任を担いました。チームとともに営業活動を強化し、以下の近代化施策を主導しました。

  • 営業、顧客開拓・深耕、公共入札への対応。
  • 試験・分析施設の近代化と施設面積の拡張。
  • 新たな試験所情報管理システム(LIMS)の導入。
  • 業務管理システムと品質管理システムの刷新。
  • 業務プロセスと組織体制の整備。

困難な時期のリーダーシップ

就任後の早い時期に、従業員の約3分の1を一時帰休とする必要がありました。その間、2週間ごとに電話で本人の状況を聞き、会社の現状を伝えました。

VestfoldLABは、包摂的な職場づくりと、高等教育を受けた移民が専門性を生かせる職務に就く機会を提供した取り組みにより、ノルウェーのダイバーシティ賞「Mangfoldsprisen」を受賞しました。

成長と売却

2021年から2023年にかけて、売上は約70%増加しました。同じ期間に試験・分析施設を近代化し、業務をデジタル化するとともに、施設面積を約70%拡張しました。

世界的な試験・分析企業3社が関わる売却プロセスを統括し、試験・検査・認証を手掛けるグローバル企業SGSへの売却に至りました。

企業買収支援に生かせる経験

ノルウェー企業の経営に必要なことと、売却を検討するオーナーの優先事項の双方を理解しています。この経験を生かし、買収対象企業の事業実態を評価し、売り手との対話を進め、新たなオーナーが対応すべき課題を明らかにします。

買収後には、投資の根拠を経営方針、事業上の優先事項、業務改善へと具体化する必要があります。この経験は、その移行期の支援にも生きています。

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